標高0mの金沢で低酸素トレーニング
一部のプロアスリートのような海外高地合宿憧れますね!
日本にも高地合宿の施設はあるものの、標高の問題や設備の問題で海外の環境ほどではありません。高地トレーニングのハードルはハード面でもソフト面でも高いです。金銭面もなかなかのハードルの高さです
しかし、わざわざ時間とお金をかけて、高い山まで向かわなくても標高0mの金沢で標高2500mの擬似高地環境を作り出し、高地トレーニングをすることが出来ます
近年の低酸素トレーニング
低酸素装置を使って高地と同じトレーにニング効果を得る事が出来る!
一般の方も利用できる低酸素施設が全国的に広がりを見せています。低酸素施設を利用することで低酸素トレーニングを行う事自体のハードルはかなり下がってきています。
ただし、施設によって低酸素装置の性能や環境が悪い場合があります。目に見えないので気付きにくいですが、身体に悪影響を及ぼすかもしれません。
ランナーに必要な低酸素トレーニング効果
- 心肺機能の向上
- 筋緩衝能の亢進
- 貧血改善
などの向上効果が低酸素トレーニングで得られます
心肺機能が向上するとどうなるの?
簡単に言うと持久力が上がります。VO2MAXが向上します。血液中の酸素が増加し、いつもと同じトレーニングを行っても疲労しにくくなり、トレーニング強度を上げることができれば、持久系のパフォーマンスアップにもつながります。
筋緩衝能が亢進するとどうなるの?
簡単に言うとスピードを上げても足にきにくくなります。AT値が向上します。運動中に乳酸が生成されにくくなり、疲労の蓄積が抑制されます。いわゆるランナーの方では、ラストスパートのかけれる力が向上します。
nico式低酸素トレーニング
低酸素トレーニングを行う上で、運動中の心拍数や血中酸素濃度(SpO2)および自覚的運動強度、乳酸値など測定しながらトレーニングを行い、何をコントロールしメニューを組んでいくのかということが重要になってきます。
なぜなら、ただやみくもに低酸素環境の中でもがいているだけでは、効果の出方
が全く異なるからです。個人の体質や運動経験、毎日のコンディションなどから低酸素効果の反応にも個人差があるからです。